今更遊戯王5D'sを完走した
梅雨なのでお家に引きこもることが多いです。(まぁ別に梅雨じゃなくても家でゴロゴロしていますが…)
でもジメジメしてるからガンプラ作るにはちょっと…という感じです。
今日はかねてより視聴していた遊戯王5D'sを観終わりました。
5D'sの放映が開始された2008年、当時遊戯王大好きな小学生の僕は前作のGXを楽しんで見ていました。異世界なんかは暗い展開が続いていたけれど、HEROやサイバー・ドラゴン等の魅力的なモンスター、万丈目サンダーのコミカルなキャラクターが好きで常に楽しく、なけなしのお小遣いでパックを剥いた時に出てきた新しいカードも眺めているだけで舞い上がっていました。
しかし5D'sはGXと違ってクールな主人公である不動遊星が主人公となり、シリアスな雰囲気が出ていました。今までの遊戯王と全然違う…と正直嫌な第一印象だったのを今でも覚えています。
アニメに登場したモンスターも、今までのシリーズのカードは殆ど出番がなくスピードウォーリアーやジャンクウォリアーもダサく感じていました。(今でもそこまでかっこいいかと言われると微妙なライン)
スターダスト・ドラゴンも確かにかっこいいのですが、青眼の白龍やオシリスの天空竜、サイバー・ドラゴンといった龍系のモンスターと比べると霞んでしまいます。
そして、何よりも違和感だったのは5D's最大の特徴でもある「ライディングデュエル」でした。これが当時の僕にとってはとても受け入れ難く、なんでバイクなんて乗ってるの…?と思っていました。
ライディングデュエルのスピードワールドのルールもよく分からず、スピードスペルという特殊な魔法カードは当時発売されていたパックからも出てくる訳でもなかったため、キャラクターが使っていたカードを使うこともあまりありませんでした。
シンクロモンスターはイラストやテキストの外側、大理石のような白いデザインが今も昔も好きで、アニメはあまり見ずにパックだけ剥く、というのをクリムゾンクライシスまで行っていました。
中学生になってからはあまりパックも剥かなかったのですが、友人たちとデュエルしよーぜ!という流れになり、当時持っていた紙束のようなデッキで挑んでコテンパンにされました。
それが悔しくて当時発売していたパックをテキトーに買い漁って出てきた光るカードが
こんな何に使うか分からない罠カードと腕みたいなカードでテンション上げろという方が無理な話です。
こんな感じで遊戯王からは離れてしまいました。
時は流れて2020年、スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴンという滅茶苦茶かっこよくてつよつよなモンスターをエースにする【レッド・デーモン】デッキを構築する為に手始めにキチンと視聴していなかった5D'sをちゃんと見てみるかぁ…とDアニメストアを開いて1話からゆっくり観始めたのですが…
遊戯王5D's、おもろ…!
歳をとると感じ方って変わるもんなんですね…当時悪印象だった遊星も中々熱いキャラで見直しましたし、何よりもジャック・アトラスのカッコ良さととカーリー渚の女としての魅力、その2人によるドラマが僕のキモオタセンサーにガッツリひっかかったんですよ!!!
カーリーはぐるぐるメガネで冴えない女性って感じだったのに、ジャックに振り回されている姿を見ているうちに1番応援したくなったキャラクターでした。
幾つも好きなセリフが在りますが、
『全部返しなさいよ、ジャック・アトラス!
私の心を返しなさいよ…』
『頑張ってる人を応援してると、私もちょっとだけ頑張れる気がするの。それが私の幸せなんだから』
『私の本当の願いは、あなたが全ての人に愛され、皆に幸せを与えられる本物のキングになること。あなたならきっとなれるわ、ジャック・アトラス』
とかいちいちぶっ刺さるんですよね。
これ好きにならんやつおる~?????
ブルーノも最期遊星を護るために奮闘した姿がとてもカッコよかったです。
『光を超え、未来を切り開くんだ!』
『君達と過ごした時間は最高に楽しかったよ』というセリフで思わずジーンとしてしまいました。
最終話の 遊星へハイタッチをしてネオ童実野シティをそれぞれ後にする、というのもとてもカッコよく、爽やかな気分で視聴完了できました。
こんなにいい作品だったとは当時の僕からは想像もつきません。観ておいて良かったです。
周りのオタクに色々感想を話して理解度を深めていけたらと思います。
ということで
ライディングデュエル、アクセラレーション!!!!!!(完)