贋作 徒然草

どうしようもない僕の日常を書き連ねてみます

デュラララ!!の舞台を観てきた

ヒュラララ(キュレムの鳴き声)

 

 

ぬっきです。

キュレムって最初ゼクロムとレシラムの間で熱暴走を抑える冷却装置なんだろうなと妄想してました。このクソ暑い最中に1家に1匹居てくれれば涼しいんでしょうね…

こごえるせかいで涼ませて欲しい

 

 

昨日は舞台「デュラララ!!」~円首方足の章~を観てきました。

元々昨年の4月に池袋で公演予定だったのですが、コロナウイルスとかいう疫病のせいで中止になってしまってました。この時すっごい楽しみにしていたので舌を噛みちぎるほど悔しい思いをしたのを覚えています。

 

というのもこの「デュラララ!!」という作品、僕が小6~中1の頃にやっていた深夜アニメでした。当時の僕は同じ作者の成田良悟先生による「BACCANO!」や「越佐大橋シリーズ」を読み耽っていました。これらの作品は登場人物一人一人に視点がコロコロ切り替わる、群像劇スタイルの作品でした。

このスタイルに魅力を感じていた中、ラノベを読ませてくれていた姉が新たに買ってきた作品がデュラでした。

 

僕が読み始めた頃にはアニメは放映終了していましたが周りでも作品に触れていた人が多くおり、盛り上がったのが懐かしいです。

中学生の朝の読書タイムとかいうイベント、確実にオタクを増やしていましたよね…

 

デュラララ!!カラーギャング黒バイクの都市伝説等池袋を舞台にしたアングラ感が中学生の僕にはぶっっ刺さりました。

そのお陰で今も池袋には特別な思いがあります

 

 

 

舞台ではそんな池袋の町をセットの背景に映し出してあたかもそこにいるかのように錯覚させてくれました。最初はただの白いビル群のセットですが、配置を変えてアニメや実際の写真を織り交ぜることで違和感なく演出していて感動的でした。

俳優もキャラに徹しており、中でも狩沢さんと臨也はほぼそのまんま!

相当アニメを観て聞いて勉強したんだろうなぁというのが伝わってきました。

首なしライダーであるセルティはどうするんだろうと思っていましたが、PDAのボイスは変わらず沢城みゆきでバイクも可動式のセットに影である黒子3人が、特徴的なモヤモヤを演出していました。

スタンガンに刺された後のセルティ、機械的な動きで飛び上がっていてすげぇ~~~!!!!

と声が出そうになる。

 

そして1番興奮したのがセルティがバイクに乗りながら流れるop、裏切りの夕焼け これがめっっっっっっちゃカッコよくて何回でも観たくなる演出でした。

円盤でたら買お……

 

話自体は原作の1巻をそのままって形で空飛ぶ自販機や、携帯踏み付けるやつとか、数に頼るとか見たかったところがキチッと描かれていて興奮しました。

最後には罪歌がチャットルームに現れる形で終わったので続きが公演されるなら絶対行きたいです。